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2017年4月1日のぱたぱた

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    性暴力、性虐待を描いたことで話題になった映画『月光』を見てきました。

    民間団体が主催する2日間限定の上映会。上映後には脚本・監督の小澤雅人

    さんとジャーナリストの池上正樹さんとのトークショーもありました。

     ピアノ教師をしながら暮らす主人公の女性は、ある日教え子の父親から性

    的暴行を受ける。女性は教え子もまた父親から繰り返し性的虐待を受けてい

    ることを知り、女性が子どもの頃に受け続けた性虐待の記憶も蘇る…。性虐

    待や性暴力の被害者が受ける衝撃や長期にわたる心身へのダメージ、誰にも

    語れない性被害の深い傷つきと孤独が、被害後の女性の内面の変化に焦点を

    あてながら描かれていきます。

     小澤雅人さんは上映後に「性暴力被害者を苦しめるものに、被害の事実を

    明らかにしてから受ける困難と、被害を語るまでに抱える困難がある。これ

    まで取りあげられることの少なかった、被害を語るまでに被害者が感じる混

    乱や孤独、ひとり抱え続ける理解されない苦しみを取り上げようと思った」

    と語っていました。

    2時間のなかに描かれているのは、それでも性暴力の一部で、私たちの周

    りにはまだまだたくさんの語られていない性暴力にあふれています。性暴力

    被害者を苦しめる背景に、強姦神話、誤った社会通念、性犯罪をポルノとし

    て扱う風潮や性暴力の実態をあまりに知らない社会があります。この映画は

    性暴力被害者が抱えさせられる過酷な被害の実態を今の社会に伝えていこう

    とするひとつの試みでもあります。性暴力、性犯罪は人から何を奪いどれだ

    け人生を狂わせるのか、性暴力をなくすために何が必要なのか、性暴力のな

    い社会、誰もが尊重されて生きていける社会のために何ができるのか。この

    映画をもとにさまざまなところで性暴力についての話し合いが展開されるこ

    とを願い会場を後にしました。

     

    *「ぱたぱた日記」は理事が持ち回りで執筆しています。